うめぼしの謎 登場人物

※登場回数とは、4コマ1本単位での登場した数です。確率も同じく。

むささび
巻数 登場回数 登場確率
1巻 147 77.0%
2巻(アメリカ編除く) 146 83.4%
2巻以降(インド編除く) 30 85.7%
合計 323 80.5%

 誰がなんと言おうと、このマンガの主人公。というより象徴的存在でもある。あるときはKの主人、あるときはガラの悪いヤクザ、あるときは社長、またあるときは通りすがりの生物学者と、様々に七変化する彼に常識という言葉はない。三笠山氏の分身とも言うべき彼は、たった4つのコマを通して読者に訴えかける。そのことに気づくかどうか、また、それをどのように受け止めるかは、我々読者次第である。
相棒1
巻数 登場回数 登場確率
1巻 62 32.5%
2巻(アメリカ編除く) 95 54.3%
2巻以降(インド編除く) 26 74.3%
合計 183 45.6%

 うめ謎連載初期からむささびの「相棒」として広範囲に活躍してきた。彼もまた、エレベーターボーイや役者さん、ピザマンや相撲取りなど、むささびに負けじと活躍している。意外にも1巻での登場回数があまりなかったようだが、それ以上に存在感のあるキャラだ。
相棒2
巻数 登場回数 登場確率
1巻 16 8.4%
2巻(アメリカ編除く) 37 21.1%
2巻以降(インド編除く) 22.9%
合計 61 15.2%

 うめ謎中期あたりから登場し始めたもうひとりの「相棒」。基本的にはこの3人を中心として本編は展開していく。占い師をはじめ、霊感商法の主人、漁師など、どちらかというと「おやじ」系の役に使われることが多い。
新入り君
巻数 登場回数 登場確率
1巻 1.0%
2巻(アメリカ編除く) 17 9.7%
2巻以降(インド編除く) 0.0%
合計 19 4.7%

 うめ謎の中期にシリーズものとして始まった「新入り君」。何故か読者の人気も高く、後期にはレギュラーとしてすっかり定着した。くだらないギャグで先輩たちにいじめられるのが主な役割。キャラコンの「嫌い」なキャラで堂々1位を獲得したことからも、その人気(?)ぶりがうかがえる。
ゴロンボ
巻数 登場回数 登場確率
1巻 14 7.3%
2巻(アメリカ編除く) 11 6.3%
2巻以降(インド編除く) 2.9%
合計 26 6.5%

 初期の頃から読者に親しまれてきた「ゴロンボ」シリーズの主役。名前はピーター・フォーク演ずるあの刑事のもじりだが、モデルはダーティ・ハリーらしい。最初はやたらと手錠をかけたがる変な刑事だったが、回を重ねるごとにキャラに厚みが出てきた。そして最終回では保坂の身代わりになって銃弾を浴びるというショッキングな場面も。
保坂
巻数 登場回数 登場確率
1巻 12 6.3%
2巻(アメリカ編除く) 5.1%
2巻以降(インド編除く) 2.9%
合計 22 5.5%

 ゴロンボの部下。こちらは名前もモデルも編集長。初期の彼は制服姿だったが、いつの間にか私服に。昇進したのだろうか。ゴロンボは単独で出てくる場合もあるのに対し、保坂はほとんどゴロンボとセットで登場する。ゴロンボとの登場回数の差はつまり、そういうことである。
巻数 登場回数 登場確率
1巻 4.2%
2巻(アメリカ編除く) 2.9%
2巻以降(インド編除く) 2.9%
合計 14 3.5%

 サブキャラの中でもゴロンボ・保坂に負けず劣らずの人気を誇る、覆面の召し使い。前半は「変な効果音」、リバイバルシリーズでは「変な効果線」を出しては主人に突きとばされている。覆面の下の素顔が気になるところだが、最終回ではその秘密が少しだけ明かされている。
エスパーさん
巻数 登場回数 登場確率
1巻 1.0%
2巻(アメリカ編除く) 4.6%
2巻以降(インド編除く) 2.9%
合計 11 2.7%

 うめ謎中期からシリーズものとして始まった。屋根の上のボールを取るのに家ごと壊してしまったり、ちり紙を一瞬でトイレットペーパーに変換してしまったり、書いてもいない手紙の返事をしてしまったりと、やることがなかなか凄い。うめ謎の中でも安定した人気を保っていたキャラだ。
おにぎり5
巻数 登場回数 登場確率
1巻 0.0%
2巻(アメリカ編除く) 3.4%
2巻以降(インド編除く) 0.0%
合計 1.5%

 正式名は「主食戦隊おにぎり5」。戦隊モノでのいわゆる「レッド(リーダー)」のサケを始め、ウメ、カツオ、明太子、シーチキンマヨネーズで構成されている。初登場は2巻以降だが、読者の人気もなかなか高かった。あえて「子供向け」を強調し、それを皮肉っているのは三笠山氏ならでは。ちなみに彼自身はこのシリーズはあまり好きではないそうだ。
兄貴
巻数 登場回数 登場確率
1巻 10 5.2%
2巻(アメリカ編除く) 1.1%
2巻以降(インド編除く) 2.9%
合計 13 3.2%

 うめ謎のもうひとつの「顔」とも言うべき存在。登場回数こそさほど多くないが、その「ひたすら濃い」存在感は絶大なものがある。合作4コマにて梶原あや氏に「なぜ三笠山氏はそんなに筋肉にこだわりますか」と言われたほどの筋肉好きの三笠山氏だからこそ、この兄貴の存在を強調することができたのだろう。
飯田氏
巻数 登場回数 登場確率
1巻 2.6%
2巻(アメリカ編除く) 13 7.4%
2巻以降(インド編除く) 5.7%
合計 20 5.0%

 言わずと知れたうめ謎初代編集者。彼なくしてうめ謎は語れないというほど、この作品に浸透し、読者に親しまれてきた。4コマの中での活躍もさることながら、彼を「ギャグ王読者の間で知名度No.1(もけけ日記1巻参照)」に仕立て上げたコマ外の落書き「飯田伝説」も忘れてはならない。そんな彼も、今やなんとガンガンの編集長。これもやはり、彼の『名編集』ぶりのたまものなのだろう。ちなみに単行本1巻の顔写真に対する苦情は多いらしい。