あとがき



ひとまずこれで第一部は終わりです。第一部のテーマは「この時代の人達の生き様」
がテーマでした。だから一話ごとに主人公を変えて話を進めました。
本当はジェイクが主人公だったのですがジェイクがあまりにも地味なためボツにしました。
と言うわけで第2部からこの作品の本当の主人公が登場します。
現構想の段階ではとりあえず主人公は半殺しの目にあいます。
何とか助かってもその後の人生が御先真っ暗な人生でそして最後は死にます。
「作者は何かあったのか?」と思うほど暗いストーリーで行くつもりなのでよろしくお願いします。
あくまで構想の段階の話ですが。

話の振り返り

第1話 ジェイク=ウィリス
この頃はまだコイツが主人公の予定でした。最初は寡黙な渋い男を書こうと思ったのですが
気付けば無個性なおっさんに。ただ体当たりを食らっても骨折一つなくまともな人間がとても扱えない銃を片手でぶっ放すあたりはなんかもう漫画の世界です。ありえません。
この頃は主人公をコイツと決めてましたから特権と言う意味でこんなアホ設定をつけたのですが、
正直レイの方がアホ設定だったのでなんとも地味な特殊能力に。

第2話 レイ=ミフネ
入院中「2,3部に分けて話を作ろう」と思ったのがきっかけで作られたキャラ。
最初はクールビューティーな女にしようと思ったが気付けば骨太な女に。
俺が書く女言葉はなんかカマっぽかったので丁寧語でごまかしました。
丁寧語を話す男といっても通じるだろう。
こいつの話は完成したあと読み返すとあまりにもひどかったから1から書き直しました。
そして焼きなおしましたが、
今読み返すと描写が気に入らない部分が大半を占めてました。
しかもキャラが動かしづらく、非常に書きづらかったです。もうコイツ主体の話はないです。出番もあるかどうか。

第3話 ボブ=エイクロイド
3人の中で1番人としてまとも爺さん。まともな人は上二人のようなことはできません。
2人のようなアホ設定は作らないよう注意しました。
が、いくら鍛えているからといってレイが追われている、部屋に入った。バリケード作った、こじ開けられそう。
このわずかな時間で下まで一気に降り、隠し扉を見つけ、バズーカかついで一気に上まで上り、レイの場所を探すなんてことが可能でしょうか。隠し扉を見つける段階で30分以上かかりそうな気がします。
上二人の話は設定がアホでしたがこの話は話し自体がアホです。
時間が合ったらもっとましな物がかけただろうなあ。製作時間2時間。
この爺さん一番お気に入りです。動かしやすいし。

第四話 マスター
第2話でジェイクをチョイ役にだし、3話でレイをチョイ役、と言うよりボブ爺さんを食いかけてましたが、とにかく出し、第四話ではボブ爺さんをチョイ役でどんなキャラを出そうか悩んだ末、1話に出てたチョイ役のマスターを主役にしました。そうすれば第1部だけで話のサークルが出来上がるじゃないか。
これが浮かんだ時「俺って天才?」と思ってしまいました。恥ずかしい。
しかしこれも実は大半書き直しなんですがね。
第2部主人公を出そうとしましたがもし打ち切りになったらアレなのでカット、
話をジェイクが大型機械を倒した後の話にしようとしましたがそれじゃあ話が輪にならないからカット。
レイ=ミフネを出そうとしたがそうしたらジェイクより先にトラックの町についてしまうことになるのでカット。
ボブ爺さんの昔の嫁について書こうとしたがたるいのでカット。ビリーのストーリーを少し書こうと思ったが。
もうその時夜中の1時を越えていて眠いのでカット。
カットだらけです。
あと台詞だけにしたのは実はこれの10分前まで3話を書いていたのでもう正直描写がメンどいからあえて台詞のみと言う暴挙に出たからです。新鮮で面白かったです。

武器について
参考資料はもっぱらウィキペディアや図書館の本。銃器について何の知識もないからなんかおかしな所があったら教えてください。

では、第2部をお楽しみに。